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第七回/病院薬剤師の主な仕事
【病棟業務[1] 患者に処方された薬の効果・副作用を説明する】

みなさんこんにちは。7月に入りましたが、西日本は空梅雨で心配です。関東では調整機構による学生の病院実習が始まっています。先月も当院に再就職や来年の募集に関しての問い合わせが、学生や既卒者の方からありました。これから秋にかけて頑張ってください。

さて、前回、病棟業務の大まかな話をしましたが、今回は細かくお話ししようと思います。今回の『[1]患者に処方された薬の効果 ・副作用等を説明する』ですが、簡単に言えば処方された薬剤をベッドサイドで細かく説明するといったことです。

これも病院によって違いますが、当院では下記の流れになっています。

1. 医師が処方箋を発行する(電子カルテのため自動で薬剤部のプリンターから出力)。
2. 調剤室配属の薬剤師が調剤、一包化して病棟へ払い出す。
3. 病棟薬剤師がその調剤済み処方薬を患者さんに渡し、説明する。
4. 患者さんが自分で飲めない場合は薬剤配役カートに1週間分セットする。

当院では医師がが処方箋を出力するとその処方内容の薬剤情報が一覧表で出力されるもので、それを添付して患者さんに説明します。その時、患者さん個々で特に注意してもらいたい事をその情報紙に書き込んだりして、患者さん一人ひとりが理解して服用するよう努めています。この説明の意義ですが、ある薬にはいくつも効果をもったものもあります。その場合、情報紙には全ての効果が記載されているため、目的とした情報以外も載ってしまいます。「あなたはこういった理由でこのお薬が出されてますよ。」など、患者さんが理解・納得をして服用してもらうため、効果・副作用を説明しています。

また、例えば下剤でも、ご飯を食べていなければ飲んでも意味がないこと、ある薬とある薬は飲み合わせで血圧が変動しやすいなど、色々な事を説明します。もちろん薬剤師は日々勉強し知識の向上を図りますが、それ以上に患者さんが理解しているかなど、コミュニケーション力が必要となってきます。

みなさんはいかがでしょうか?友達などに自分が言いたい事をうまく伝えられているでしょうか?そういった事もとても重要な事なので心していてくださいね。

次回は、『A検査値や病態をチェックし、副作用の早期発見を行っている』について、どういった事を行っているのかをお話ししたいと思います。 それでは失礼します。
当院のホームページはこちらです。 http://www.ofunachuohp.net/

プロフィール
舟越亮寛
(ふなこしりょうかん)
千葉県出身
98年、城西大学薬学部薬学科 卒業。
東京大学病院薬剤師研 修を経て、 現在大船中央病院に勤務。薬剤部のまとめ役として 「心のこもった、ミスの無い」調剤・病棟業務に従事するかたわら、病院内の電子一元化業務にも携わる。
27歳、独身。
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