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第六回/病院薬剤師の主な仕事
【病棟業務】

こんにちは。関東では梅雨に入りじめじめとした日が続くようになってきましたね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?文系の大学生は 3年の冬から 4年の初めには就職の内定が決まるようですが、薬剤師の場合国家試験もあり、秋頃からが普通 ですよね。でも最近はちょっと変ってきて、つい 5月も早々に病院を見学させて欲しいと学生から問い合わせがありました。病院の場合、この時期はすぐ業務に入れる方を希望していますし、来年入職募集というのは、増員予定の病院くらいしかないと思います。タイミングは必要と、よくいいますしね。

今回は、病院薬剤師のメイン業務【病棟業務】についてお話ししたいと思います。10年前の病院薬剤師といったら、調剤して薬を交付。もしくは、市販されていない坐剤などを作ったりというのがメインでしたが、現在は、病院薬剤師が入院患者に薬の説明や指導を行うと「薬剤管理指導料」が加算されるので、相当数の病院では、薬剤師が普通に病棟に入るようになっています。

病院の規模によっても異なりますが、以下のようなことを行っています。

1. 患者に処方された薬の効果・副作用等を説明する。
2. 検査値や病態をチェックし、副作用の早期発見を行っている。
3. 医師・看護師等、医療スタッフの薬剤使用の際、事故が発生しないよう安全管理を行っている。
4. 病棟にある薬の定数を管理している。

細かい事を挙げればキリがありませんが、病棟業務はさまざまなことに関与しています。今後、この細かい点を上記の 1〜4に分けてお話をしてゆきたいと思っています。

病院に就職希望の方は、この病棟業務を行いたいと思っている方が多いのではないでしょうか?私も実際に病棟へ行き、患者さんに直接説明やチーム医療を行っていると、病院薬剤師になってよかったと思う機会に数多く巡り合います。入院患者さんは外来患者さんと違い、病気が治って退院されます。そのような場面に出くわすと、私も医療であることを実感します。

もちろん、ただ説明するわけではありません。皆さんもご存知とは思いますが、患者さんに説明したことは、POSとういう問題志向型の指導記録を日々記載しなければなりません。これをスムーズに書くことはとても熟練された技術と豊富な知識が求められます。

おどかすつもりはありませんが、医師も看護師もこの POSを学生の頃から習熟しています。薬剤師は学生時代にそれほど習熟するわけではないので、現場に入ってからが試練ですので覚悟のほどを(笑)。

では、今回はこれで失礼します。次回も【病棟業務】の続きをお話ししたいと思います。
当院のホームページはこちらです。 http://www.ofunachuohp.net/

プロフィール
舟越亮寛
(ふなこしりょうかん)
千葉県出身
98年、城西大学薬学部薬学科 卒業。
東京大学病院薬剤師研 修を経て、 現在大船中央病院に勤務。薬剤部のまとめ役として 「心のこもった、ミスの無い」調剤・病棟業務に従事するかたわら、病院内の電子一元化業務にも携わる。
27歳、独身。
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