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第五回/病院薬剤師の主な仕事
【病院薬剤師の病院機能評価への取り組み】

こんにちは。今年 4年生になった学生の方、就職された方、いかがお過ごしでしょうか。 5月のゴールデンウィークも明け、五月病になっていないうでしょうか?

今回は、病院全体が一丸となって行わなければならない、【病院機能評価】についてお話ししたいと思います。従来は、病院の質や機能を測るには大学病院で行っている事が基準でしたが、今は国が委託して行っている日本医療機能評価機構の病院機能評価という第三者による審査を受け、その病院の機能が評価されます。もちろん他にも ISOなどの品質評価などもありますが、現在病院の第三者評価機関としては、一番の主流となっています。

経営から設備など、さまざまな事が審査されます。
病院規模によって区分が異なりますが、薬剤部は以下のようなことが確認されます。

1. 法定人員以上確保されて業務を行っているか?
2. 一般的な業務は全て適正に行っているか?
3. 管理薬剤は全て適正に管理されているか?
4. チーム医療に参加しているか?

細かい事を挙げればキリがありませんが、経営管理から診療支援、リスクマネジメントなど薬剤師の業務は病院の業務のほとんどに関与していると実感します。

当直や病棟の服薬指導、注射や混合調整など求められている業務が多いですが、ひとつひとつ何が標準であるかを確認できるので、受審した事はとてもよかったと思いました。

もちろん、薬剤部が受審したいから受審きるものではなく、病院全体が受審するものなので難しい点がありますが。しかも、認定を受けると 5年ごとに更新をしなければ失効してしまいますので、日々業務の見直しとレベルアップをしてゆかないといけないので、相当大変な事だと思います。

これら、第三者評価を受けている病院は業務が適正に行われていて、薬剤師が活躍できる場が多数あると思います。病院就職希望の方は、就職活動時のポイントになるのではないでしょうか?

今はまだ 5月で、病院実習や薬局実習に行く準備段階の学生さん、既に就職されていてステップアップを考えている薬剤師さんは、来年に向けて病院見学等を早め早めに行っていったほうがよいと思います。ただ、病院や保険薬局は欠員が生じたタイミングで募集する事がほとんどですので、日々、行きたい病院のホームページ等をチェックしておいたほうがよいかと思います。病院では 3年、4年生時にその病院で実習した学生からしか募集しない病院もあるので、チェックポイントですね。

では、今回はこれで失礼します。病院機能評価は漠然としかお話しできませんでしたが、個々に聞いてください。次回は【病棟業務】についてお話ししたいと思います。
当院のホームページはこちらです。 http://www.ofunachuohp.net/

プロフィール
舟越亮寛
(ふなこしりょうかん)
千葉県出身
98年、城西大学薬学部薬学科 卒業。
東京大学病院薬剤師研 修を経て、 現在大船中央病院に勤務。薬剤部のまとめ役として 「心のこもった、ミスの無い」調剤・病棟業務に従事するかたわら、病院内の電子一元化業務にも携わる。
27歳、独身。
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