私たちは“やさしいくすりやさん”として、地域の方々の健康を守る「コミュニティー薬局」を目指しています。地域の方々は、ある時は「患者さん」として、そしてある時はサプリメントや健康食品、特定保健用食品を購入する「お客さん」として、そしてあるときは「近所まで来たから」といって、「友人」として来店します。 人それぞれ違った目的で来店しますから、専門性とオールマイティを兼ね備えた店づくりをしなくてはいけないと思います。 処方せん受取率(分業率)も全国平均で50%を越え、短期間のうちにその率だけは成熟期に入ろうとしています。門前型から地域分散型へと処方せんの流れが変わりつつある今こそ、地域に密着した「コミュニティー薬局」が必要と考えます。 医療機関、行政機関、老人福祉施設・老人ホーム、デイサービス、訪問介護など、地域のあらゆるシーンで地域の方々に信頼され、必要とされる薬剤師のいる「コミュニティー薬局」を目指しています。
みなさんがご存知の「薬剤情報提供書」。実は私たちは昭和61年から採用していました。当時はまだほとんどインターネットも普及しておらず、専門知識のない患者さんが薬の情報を自分自身で入手するのはとても困難だったからです。また「お薬手帳」も保険点数化される以前よりバインダー式の手帳を出力し、必要なお薬情報をシートに記述して、お薬とともに渡していました。今は「ふつうのサービス」かもしれませんが、地域の患者さんのお役に立てるよう自主的に開始した時はまだ認知されていないものでした。“やさしいくすりやさん”に近づくための小さな活動の一つに過ぎなかったのです。 どのような企業・薬局で働いていようが、日々の患者さんとの触れ合いの中で、経験と学習を繰り返し、その患者さんの要望や問題を解決しようと懸命に向かい合うことこそが、真のコミュニケーションであり、あなた自身のスキルアップに繋がると思います。 はじまりはどんなちいさな事でもいいのです。薬剤師としての仕事を通じて、地域の方々とどれだけの物語を作れるかが、仕事や人生の楽しさ・充実感につながるのではないでしょうか。 みなさんへ「心温まる物語をつくる場所」を提供することが私の仕事です。